高崎地域協議会
2025連合群馬平和行動「長崎派遣団」に参加しました
2025年8月15日

8月8日(金)~8月10日(日)にかけて、高崎地協からは2名が参加しました。戦後(被爆)80年という節目の年に、爆心地付近にいまなお残る爪痕に触れ、被爆者の生の声を聞くという貴重な機会をいただき、あらためて恒久平和への願いと核廃絶に向けた強い思いを抱きました。
1日目の「連合 2025平和ナガサキ集会」では、原爆投下時に9歳だった羽田さんの訴えを聞き、「突然の爆風で吹き飛ばされた」「皮膚が剝げて爛れ、血だらけの人が歩いてきた」「人がどうかもわからなくなってしまった遺体がたくさん転がっていた」など、悲惨な様子に強く胸が痛みました。長崎大学核兵器廃絶研究センター長の講演では、今なお世界にはたくさん核兵器とそれを保有する核保有国が存在することの恐ろしさを実感させられました。
2日目は、雨天の影響で「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に参加はできませんでしたが、11 時 2 分に全員で黙祷を行い、爆心地付近に折鶴献納をしました。資料館の見学では、原爆により被害を受けたままの状態の展示品を多く目の当たりにし、原爆が想像もできない威力だったことを感じさせられました。その後の「ピース・ウォーク」では連合長崎の方のガイドにより、爆心地公園の原子爆弾落下中心地碑や被爆当時の地層、平和祈念像などの見学も行いました。
平和行動への参加を通じ、「人類は核兵器のない世界を実現しなければならない。長崎を永久に最後の被爆地としていかなければならない」ということを、単組や職場、家庭へ持ち帰り、多くの人へ伝えていきたいと感じました。











